挿絵本のたのしみ 近代西洋の彩り
2006年 02月 11日
絵本や挿絵が好きな私。
うらわ美術館は、よく絵本関係の展示をするけど、今回は「挿絵本のたのしみ 近代西洋の彩り」展があると知り、チケットをネットオークションで破格値でゲットし、埼玉の友人を誘って、今日行ってきました。
19~20世紀初頭の、印刷技術を最大に使った、美しい挿絵が描かれた書物たち。
博物誌や旅行記など、人々が新しく発見したものを文章だけでなく、形や色で表現する必要から精密な絵を描くようになり、驚きと夢想を見るものに与える。なんと、約300点もの展示で、大作が展示される絵画展とは違い、書物という小さな展示物ではありましたが、かなり見ごたえがありました。
コンピューターや印刷技術が発達している現代ならば、どんな表現でもできますが、19世紀の印刷技術で、これだけの美しい色や文字組、装丁ができるというのは、ただただ感嘆。
中でも特に気に入った作者は、A.マルティ、J.-J.グランヴィル、V.アンジェロ。どれも、色合いと線の流れが好みでした。
他にも、写本を元に書かれたものや、ケルト文様が書かれたものなどもあり、興味深い展示でした。
うらわ美術館は、よく絵本関係の展示をするけど、今回は「挿絵本のたのしみ 近代西洋の彩り」展があると知り、チケットをネットオークションで破格値でゲットし、埼玉の友人を誘って、今日行ってきました。
19~20世紀初頭の、印刷技術を最大に使った、美しい挿絵が描かれた書物たち。
博物誌や旅行記など、人々が新しく発見したものを文章だけでなく、形や色で表現する必要から精密な絵を描くようになり、驚きと夢想を見るものに与える。なんと、約300点もの展示で、大作が展示される絵画展とは違い、書物という小さな展示物ではありましたが、かなり見ごたえがありました。
コンピューターや印刷技術が発達している現代ならば、どんな表現でもできますが、19世紀の印刷技術で、これだけの美しい色や文字組、装丁ができるというのは、ただただ感嘆。
中でも特に気に入った作者は、A.マルティ、J.-J.グランヴィル、V.アンジェロ。どれも、色合いと線の流れが好みでした。
他にも、写本を元に書かれたものや、ケルト文様が書かれたものなどもあり、興味深い展示でした。
by uncial
| 2006-02-11 23:08
| アートなこと