普段着のカリグラファーSao


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インシュラー・マジャスキュール

今、習っている方のカリグラフィー教室で課題となっている書体が「インシュラー・マジャスキュール」。ずーーっと前に別の先生から習ったけど、もう一度今のクラスで復習できる機会があった。この書体、けっこう好きだったので、あらためてまた一から復習できるのが嬉しかった。好きな書体だと、練習や提出も積極的になれるなぁ(いけないとは思うんだけど)。

で、この書体の練習の最後に作品を作ろうと決めていて、その意欲に火をつけてくれたのが、いつもお世話になっているNちゃん。そう、お礼にこの作品をあげようと思いついたのだ。

どんな作品にするか。いつも作品展に出す作品に悩みに悩んでいるのに、、すんなり題材も決まり、相手の雰囲気や書体の持つイメージも固まっていたので、取り掛かりも早くて使う画材もすぐ選べて、こんなにスムーズに作品が出来上がったのも珍しい。

書体が古いので、ここはやはりウォールナッツインクでしょう。独特の濃淡が好き。それにギルディング。そしてケルト模様。ん~~だんだん作品の雰囲気が出てきたでしょう?
でも、装飾の色のところでストップしてしまった。時代を考慮すると、その時代に使われていない色を使っていいものか。いいのだ。ヨーロッパでは、時代考証にこだわるカリグラファーもいて、なかなか難しいところもあるけど、作品が美しければいい、という私の考え。アメリカ式かな。 ピンク系を使っちゃった(笑) でも、ウォールナッツインクの色合いに合うように、色を作るのはちょっとたいへんだった。満足の行く色ができたので、丁寧に飾り文字や装飾に色を施していく。このあたりの作業は、楽しい。最後に金箔を貼るギルディング。箔をはがした時に表れるピカピカのラインが気持ちいい。

丸一日かけて、小さいながらも満足の行く作品が出来上がりました。そして明日、最後のお化粧、額装をしに、さしあげるNちゃんと一緒に渋谷のいつもお世話になっている画材屋さんに行ってきます~! あ、作品の画像はアップしない予定ですのであしからず。
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by uncial | 2006-04-16 22:56 | アートなこと