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普段着のカリグラファーSao


by uncial
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人生初のぶどう狩り@山梨 3 伝統工芸とB級グルメ

印傳という伝統工芸が好きで、
甲府のショップ&ミュージアム「印傳屋」に行ってきました。

鹿の皮を加工して、その丈夫さから武具の一部に利用されたこともある印傳。
印傳」には3つの技法があり、
皮を燻して着色する、印傳のさきがけとなった「(ふすべ)」
色ごとに型を変えて鮮やかに着色する「更紗(さらさ)」
ハンドメイドの和紙の型に漆を乗せて模様をつける「漆付け
です。

ミュージアムには、印傳の歴史や道具、過去の工芸品などが展示されています。
和紙の型の緻密さにはびっくりでした。白い部分は穴ががあいてるんです!
人生初のぶどう狩り@山梨 3 伝統工芸とB級グルメ_d0037951_22324184.jpg


人生初のぶどう狩り@山梨 3 伝統工芸とB級グルメ_d0037951_2233269.jpg


絵柄は、小桜やひょうたん、唐草や菊、トンボなど江戸小柄や、西方や中国から伝わるものまで、数百種類におよびます。私が好きなのは唐草系。

パスケースを買いたかったけど、お気に入りの柄がなくて残念。
青山店で探してみようっと。

日本伝統工芸体験の旅は続きます。
身延町にある「なかとみ和紙の里」で和紙漉き体験です。

自宅でミキサーを使っての紙漉き体験はあるものの、こうした工芸体験は初めて。
いろいろなものに仕上げるコースがあったけど、仕上がるのに時間が短いタペストリーを選びました。
杉の皮が混ざった和紙の素を木枠に流し込み、前後左右に揺らしながら広げていきます。


流れなくなったらもう一度。再び流れがなくなったら今度は絵付け。
色のついた和紙の素をスポイトやチューブなどを使って着色していきます。

人生初のぶどう狩り@山梨 3 伝統工芸とB級グルメ_d0037951_2250458.jpg


乾燥するまで広い和紙のショップを見て時間つぶし。
1時間ほどしてできあがり。
模様、事前に考えておけばよかった。できあがりはお見せできるほどのものじゃありません…(^^ゞ

文化的に過ごした後は、やっぱり温泉(笑)
身延町の「なんぶの湯」につかってきました。
内風呂の他、気泡湯、寝湯、ドライサウナ、ミストサウナ(女性のみ)、ジャグジー、露天風呂など。
ph値が高いそうで、お肌ツルツル♪湯船も広くてゆったりできました。
でも、なんか印象弱くてはっきりと風景を覚えていない私…(^^ゞ

さて、ここまで南下してきたので、このまままた下って富士宮へ。
そう、B級グルメ2年連続優勝の「富士宮やきそば」を食べるために。
カップめんを食べたことがあり、インスタントなのに麺にコシがありなかなかおいしかったのを覚えています。
以前、テレビで紹介されていたお宮横丁に着き、歩いてみるとあれれれれ・・・
なんともう閉店時間。はやっ!まだ5時半じゃ~~~ん。

月島のもんじゃ屋みたいにたくさん店が連なっているのかと思ったら、
やきそばやさんはどこ?状態。
あまりうろうろするのも時間がもったいないので、横町の目の前にあった「シーズ」という犬みたいな名前のお店に。
富士宮焼きそばとねぎ焼きをオーダーしました。

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麺はコシのある平たい麺でした。
もちっといわしの粉をきかせてくれてもよかったかなぁ。
友人がおみやげに追加して持たせてくれました。うちで温めなおしておいしくいただきました。

アクアラインから北上、中央道を西へ移動、ぐるっと南下して東名で帰宅。
いろいろもりだくさんのぶどうと温泉と日本伝統工芸の旅。
おしまいおしまい。
by uncial | 2007-09-25 22:28 | 旅なこと